人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地方競馬場

いわゆる南関4場とは、大井、川崎、船橋、浦和である。北関にも宇都宮、高崎、足利があったが廃止されてしまった。いまはトレーニングセンターになっているらしい。宇都宮は、修行時代に良く通ったなあ・・・終わった後には宇都宮で遊んで、烏山に帰ったなあ。

俺は地方競馬が大好きである。中央競馬のようなエリートの象徴ではなく、生々しく、身近で、アットホームであり、かつ危険である。人間がうごめいている・・・もがいている。
ここから一攫千金で、脱出しようともくろんでいる輩がうようよいる。競馬暦40年、50年なんてゆう猛者もやまほどいる。そして、昔ながらの講釈をたれる。
これがまたおもしろい!じつにおもしろい!その渦の中に身をおいていると見えてくるものがある。感じるものがある。人間が生きているうえでのエネルギーを感じる。・・・それが心地よい。

今はいなくなってしまった、コーチ屋。ゴルフのコーチならありがたいが、競馬のコーチやはありがた迷惑だ。そして、公認予想業の面々。これがまたすごい。今はだいぶ淘汰されてしまった。全盛期は各場30人はいたのに・・・いまはさびしい!佐々木の予想の著書「俺の予想でオッズが変わる!」って本はベストセラーになったもんだ。トップの大将は、今でもこの道に入るきっかけになった1000万円のはずれ馬券を今も大事に持っている。そして、息子さんも無事独立したようだ。この大将は多芸な人で、とくにつりはプロ級である。遊びも粋で、歌もうまい!都都逸なんてすばらしいもんだ。ずいぶんと勝利の美酒のご相伴に預かったもんだ。
なんたって、全盛期は1億以上の収入。祝儀だけでポケットから金があふれてた・・・・
このひとには、ほんとうに色々教えてもらったな。ただ、ゴルフのコーチと違って、この世界は厳しいよ。お金がかかっているからね。命がけだな・・・実際しんじまった人もいた。

食い物もうまいよ!ただ、今の俺は勝負中、あまり食することを嫌うようになった。鈍るから。
食ったり飲んだりする博打は博打じゃない。真剣勝負じゃない。真剣に勝負しなければ博打に値しないし、遊びでこんなことやりたくないと思うようになった。だから、勝利の美酒は勝負の後の楽しみにしたい。ナイターでビヤガーデン代わりに来ている輩は、俺から見れば素人のお客さんだ。どんどん飲んで、どんどん馬券を買ってほしい。たまにビギナーズラックであたれば、またくるだろう・・・お客さんとして。ミニツアーでもお客さんがいなくなると殺伐としてくるからな。
あとは、ニートみたいなガキが増えた。パチンコ屋にいるような小僧なのかもしれないが、競馬はおまえらのようなあほがやってもどつぼやで!まあ、おちるとこまでおちるがいいさ。

始まる前に、腹ごしらえはする。特に川崎のたんめん。メニューはたんめん1本!600円
これはおすすめだ。船橋の煮込みもうまい。川崎は焼きそばも有名。しかし、こしょうがきつくからいかも・・・ただ、これが癖になる。川崎のお蕎麦屋さんもおいしいよ!大井はやきとりかな。でも、むかしほど名物がなくなった。Lウイングや、ダイヤモンドターンでこぎれいになりすぎたね。浦和もまあまあかな・・・また昔のように賑わいを取り戻して欲しい地方競馬だな。
by nazonohustler55 | 2007-11-20 20:59
<< 冬釧路 彩の国 >>